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越冬
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変なの
 毛利さん
 キムタク
01/05/27に更新。

 
越冬医療

冬場は、人間の体にとってただでさえ厳しい季節です。不況・失業状態が蔓延しているなかで、労働者のおかれている状況は非常に厳しく、アオカン(野宿)を余儀なくされている労働者も、ドヤ住いの労働者も共に体を悪くしたり、慢性疾患を悪化させている人は増えていると思われます。
仲間の共同性で怪我をしたり病気で体が弱った仲間を守り合っていく たたかいである越冬においては、医療の知識があるだけでは仲間の命が守れるとは限りません。基本的には単身であること、仲間との関係、これまでの仕事、病歴など、より深く相手を理解することと、経験を大きくものをいいます。自分の目で見て、話を聞き、感じ、考え、仲間と相談しながら判断して行動してください。
  1. 緊急事態

  2. 寿の町のなかで、また 寿公園のなかで、人民パトロール中に次のような生命の危機にさらされている状態の人に出会ったときは、速やかに救急車を呼んで、病院に同行してください。事後、その後のフォローのために医療班に内容を報告してください(迎えが必要な場合は越冬本部か医療班に電話で連絡)。
    • 意識がなく呼吸なし・困難・脈がない。
    • 大怪我をして血がドクドク出ている。
    • その他 生命の危険を感じた場合。
  3. 病院への同行が必要

  4. 上記以外でも、骨折や怪我、上の血圧が250以上 下の血圧が130以上、持病が急激に悪化した場合、激しい痛みを訴えている場合などは、本人の話をよく聞き、病院で受診することが必要です。一緒に寿地区センター3階にある横浜市の臨時相談所に行き、その上で病院に行くか、そこまで行くことが困難な場合や臨時相談所が閉まっている場合は、救急車を呼ぶか、医療班の医者に紹介状を書いてもらって、可能であれば徒歩で、無理な場合は誰かの車で病院に行ってください。
  5. 臨時相談所・臨時診療所・医療班への案内、同行

  6. 自分で歩けて、その時点では生活にも支障をきたさない程度だが、体の具合が悪い、怪我をしているから見てほしいという場合には、横浜市の臨時相談所にいった上で臨時診療所で診てもらいましょう。必要であれば病院への紹介状を書いてもらって病院に行ってもらってください。
    また、上記が夜間や期間外で閉まっている場合には、医療班の医者に診てもらってください。
  7. その場で自分で出来る対応

  8. 軽微な怪我や軽い風邪、ちょっと体調がおかしいなど、特に医療への受診が必要でないと判断した場合には、その場で自分で判断して対応してください(アオカンの人であればプレハブにきてもらって暖まってもらい、パン券を渡して宿泊してもらう。怪我の場合は医療班で手当をするか、マキロンやバンドエイドなどを医療班から借りていき、自分で手当するなど)。


越冬期の福祉と病院

  1. 越冬期の行政の対応としては臨時相談所と臨時診療所がある。臨時相談所は、中福祉事務所の開いていない年末年始の時期(の一部分)にセンター3階で開設するもの。臨時診療所は、場所は臨時相談所の向かい側の「寿町診療所」だが、普段とは違う体制となっている。いつも寿にいる医者ではなく、日替わりで医者がローテーションで来る。寿町診療所にあるレントゲンや心電図などの医療器具を使わせろと医療班は要求し続けてきたが、レントゲンが第20次越冬闘争から、超音波断層・心電図は第22次越冬闘争から12月31日のみ使えるようになった(結核などの必要性から)。
  2. 越冬期の医療的な対応の必要な人は3段階に分けられる。まず医療班で対応できる人。次に病院で診てもらうことが必要な人。こういう時は臨時相談所で「要医療」と言ってケースワーカーに「医療要否費意見書」を書かせ別の病院へ行く。そしてすぐ救急車を呼ぶ必要がある人。救急車に乗って行った場合には病院は医療保護対象とみる。3年前、救急隊員による患者放置事件があり、その糾弾の闘い以降は、悪質な「おきにげ」はなくなった。救急車には越冬のメンバーが同乗して隊員の名札を確認することが必要だ。
  3. 越冬闘争の期間は寿医療班として医療テント(プレハブ)をもち、24時間体制をとっている。ほぼ常時医者もいる。越冬期には横浜市が「協力病院制度」をつくっている。有馬・本牧クリニック・野村外科など。ただし、耳鼻科・眼科などの使用頻度の少ない科はないので、各区の休日診療所を使うことになる。また桜木町にある救急医療センターには多くの科目がある。精神医療には、現場での対応、法制度など多くの問題がある(民間精神病院の“無医療”の巨大病院など)。

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